前払式特定取引とは
前払式特定取引とは、下記の取引で、各々に定める者に対する商品の引渡しまたは政令で定める指定役務の提供に先立って、その者からその商品の代金またはその指定役務の対価の全部または一部を、2ヶ月以上の期間にわたり、3回以上に分割して受領するものをいいます。
商品の売買の取次ぎ(例:友の会等) |
購入者 |
指定役務の提供または指定役務の提供をすることもしくは指定役務の提供を受けることの取次ぎ(例:冠婚葬祭互助会等) |
当該指定役務の提供を受ける者 |
前払式特定取引における「指定役務」とは、婚礼(結婚披露を含む)のための施設の提供、衣服の貸与その他の便益の提供およびこれに付随する物品の給付または葬式のための祭壇の貸与その他の便益の提供およびこれに付随する物品の給付をいいます。
「友の会」や「冠婚葬祭互助会」が前払式特定取引に該当します。
◇「友の会」に係る取引では、会員は、毎月一定額の積立金等の前払金の支払をすることによって、百貨店等からサービス等のついた買い物券等の商品の提供を受けることになります。
◇「冠婚葬祭互助会」に係る取引とは、会員が、毎月一定額の掛け金等の前払金の支払いをすることによって、結婚式や葬式等においてその施設の提供その他サービスの提供およびこれに関連する商品の供給を受けることを、内容にするものです。
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